特別な資格がなくとも
就職することは可能です
就職する時点では、特別な資格がなくとも一定の要件を満たしていて、警備会社に採用となれば働くことができます。採用後に各種講習や研修を受けたり、必要な資格を取得したりする流れになっています。
まずはご自身が働きたいと思う警備会社、従事したい業務を行っている警備会社を選び、求人の問い合わせをしてみましょう。
警備員になれない場合とは?
資格がなくても警備会社に就職はできますが、その前に、警備員は誰でもなれるというわけではありません。警備員の仕事は、警備業法によって規定があり、警備業法第二章第三条及び、第三章第十四条に警備員になるための要件が明記されています。どんな場合に警備員になれないのか下記をご覧ください。
- 未成年の方
- 18歳未満の人は警備員にはなれません。
- 犯罪者
- 禁錮以上の罪を犯し刑に処されて5年を経過しない人も、警備員にはなれません。
- 中毒者
- アルコール、麻薬、大麻、覚醒剤などの中毒者は、警備員の条件を満たしません。
- 暴力団関係者
- 指定暴力団員と暴力団構成員は、警備員になれません。
- 重度の障害がある方
- 心身に障害があって警備業務ができないと考えられる人も、警備員の条件を満たしません。ただし、軽度のうつ病患者など医師の診断で警備業務が適正に行い得ると判断された場合は警備員になれます。
- 責任能力が欠如していると思われる方
- 破産宣告を受け、破産から復権していない人は警備員になれません。
やる気次第で
スキルUP・キャリアUPが
できる仕事です
警備業界への需要自体はますます高くなっているので、スキルの高い人材はどの現場であっても重宝される傾向にあります。また、就職した会社の支援を受けながら資格を取得して現場での経験を積んでいくことができ、入社から3年程度で管理職にまでキャリアアップするようなこともあり得ます。
資格、実務経験、語学力など、向上心を持ってスキルアップに取り組んでいけば、警備業界の活躍の場は想像以上に広がっていくでしょう。